2010年 10月 28日
殻を破る! |
9月の誕生日に、インド人ママ友から、こんなスカーフをいただきました。金縁にニャンニャンが跳びまわっている、派手な色合い。一匹一匹が違う洋服を着ていて、とてもアーティスティックな一品。
自分では決して選ぶことはない色と絵柄。でも、実際身に纏ってみると、それが結構しっくりくる。新たな発見!
こちらは、ジェヴァヒールからの、トルコのおみやげ。お姉さんが住んでいる地域は、シルクで有名な所だそうで、そこで買ってきたとのこと。お花の感じ、赤の色合い、金使い、アメリカや日本で見るデザインとは全く異なる。
このスカーフを見ていると、黒髪に、ぱちくり大きなダークな目に、クリンクリンの長いまつげの、いかにも中東的な女性の顔が目に浮かぶ。「顔の濃さ」には、かなり欠けているわたくしですが、これから活用しますよ~。
人からの贈り物によって、知らず知らずの間に持ち続けていた、自分についての固定観念の殻を破ることが出来、新たな自分の一面を発見したりする。そのことの方が、贈り物なのかも知れない。仕事をしていると、自分のcomfort zoneの殻をバリッと破って出て行かないといけないことが多かった。専業主婦の今の生活の中で、こうした、ちょっとした殻破りの機会は大切で、ありがたい。
「私は、こういう色が好き!」
「私は、こういう色が似合う!」
「私は、こういう色は似合わない!」
「私は、こういう性格」
「私は、こういう雰囲気の人」
「私は、こういうタイプの外見」
「私は、こういうことは出来るけど、ああいうことは出来ない」
30年以上積み重ねてきた、「自分」についての、自分のイメージ。気が付かない所で、固定観念が、自分の言動や身に纏う物、興味の方向、そして、人への接し方を、かなり規定しているのかも。では、自分が思っている自分とは、全く正反対の自分になったつもりで一日を過ごすと、世界はどんなふうに見えるのだろう?と、ふと正反対の自分像を考えてみたりした。
by krkonose
| 2010-10-28 02:27
| ファッション