2009年 04月 12日
お買い物の一日 |
昨日は、ケレム君一家を、ニュージャージー州の「ミツワ」に連れて行きました。家で、お味噌汁の作り方を習ったジェヴァヒールは、お味噌や、わかめや、だし、味噌漉し、お茶碗等を買い揃えていました。和菓子をばら買いして、味見したり、私達と一緒に、伊藤園の抹茶のアイスを食べたり、夫婦揃って楽しそうでした。
お菓子やドリンクなどのコーナーでは、ジェヴァヒールが、私の説明を元に、「これ、美味しそう!」「あれ、美味しそう!」と、次から次へと、買い物籠に入れて行き、おそらく、かなりのお値段に。豪快な買い物の仕方。でも御主人、何も言わず。こういう時に、心の中では「ひえ~」と思っていても、表向きにそれを口に出せないのが、男性の弱み。女性だったら、「買いすぎ!」とはっきり言えるのに。御主人、本当に気前が良い人。
男性に求められる「気前のよさ」を、巧みに利用する商売も横行していますよね。例えば、プラハの旧市街広場を歩いていた私達。丁度お昼の時間で、お腹がすいてきたから、近くのレストランでお食事でもと思っていました。でも、旧市街広場周辺は、プラハの中でも、最も観光チックな場所で、たいしたお料理ではなくても、値段だけは高い。そんな場所で食事をするのは、ほぼ観光客。
そんななか、チェコの民族衣装を来た男の人から、レストランへ勧誘され始めたマーティン。日本語訳も付いたメニューに、さらっと目を通した私。「メニュー、あまりよくないし、その割には、値段だけ高いから嫌!」と、外国人の私が(勧誘の人の目の前で)きっぱり言って、勧誘終了!その近くに、幸い、地元の人が行くような、普通のお値段の、民族衣装なんて着ていない、美味しいレストランを発見したので、そこでお食事をとりました。
「どうして、チェコ人のあなたが勧誘されるの?」と、不思議に思っていた私。マーティンの説明によると、外国人の女性を連れていたら、その女性は、そういったレストランに入りたがるし、男として、そこで「こんな値段ばかりが高い、いかにも観光客狙いのレストランなんてやめようよ!」とは言い辛いから、その「男心」の弱みにつけこんだ商売だとのこと。なるほど、そんなこと、考えても無かったわ。男性って、大変。
話はミツワでのお買い物に戻り、男山(お酒)の一升瓶とか、39ドル(4000円程)もするのに、気前よく籠にもってきた御主人。お酒をたしなみ程度しか飲まないイスラム教徒なのに、そんな巨大なお酒なんて買っていいのか!と、こっちが心配になる。
同じトルコのイスラム教徒でも、信仰に関わる習慣は、個人個人かなり異なるようで、例えば、ジェヴァヒール夫婦は、たしなみ程度のお酒は飲むし、スカーフを頭にかぶらないし、写真も全くOK。自宅でお祈りなんてしないし、定期的にモスクに行ったりもしない。さすがに、豚肉は食べないけど。
でも、ジェヴァヒールのトルコ人ママ友さん達、外ではいつもスカーフをかぶって、手足の隠れる装い。雛祭りの時に、甘酒の味見を勧めたら、「私達にとっては、お酒を口にするなんて、信じられな~い!」という反応でした。ジェヴァヒールは飲んでいたけど...。その一人、ニダの息子さん達は、2人とも、私立のイスラム教の小学校に通っているし。トルコでは、結構個人の自由が認められている。
ヴァン一台で、2家族6人、一緒に行ったのですが、ダンナ達は前の座席、ルツカとケレム君は真ん中の座席、私とジェヴァヒールは後ろの座席で、それぞれ盛り上がる。私達は、トルコや日本の結婚式の仕方や、婚約の方法や、ダンナの髪を切って大失敗した(怒っている本人の目前で、大爆笑した)話など、とにかく、女同士のおしゃべりは楽しい。
トルコでは、結婚のお祝いには、金を贈るそうです。豪華!婚約の際は、男性側の家族が揃って女性側の家族を訪問。女性側は、コーヒーとバクラヴァを出します(Eat sweet & talk sweetだそうです。笑)。そして、男性側の家族の父親が、お宅のお嬢さんをお嫁にくださいと言い、女性側の家族がそれを承諾。そして、女性側の両親は、日本で言う「結納金」のような感じで、いくら欲しいかを決めることが出来るそうです。もし、男性側の家庭がその額を払うことが出来なかったら、婚約破棄。次回のプレイデートでは、ジェヴァヒールがお祝いにもらった金のコレクションを見せてもらうことになっています。
本日の目玉!ミツワの後、久々に、近くの、トルコ人街でお買い物した時に発見!悲しげな目が何ともグロテスク。スープのだしを取るのに使われるらしく、ご主人の大好物だそうです。
ちょっと目を離した隙に、こんなことに!スパイスで遊んではいけません!
お菓子やドリンクなどのコーナーでは、ジェヴァヒールが、私の説明を元に、「これ、美味しそう!」「あれ、美味しそう!」と、次から次へと、買い物籠に入れて行き、おそらく、かなりのお値段に。豪快な買い物の仕方。でも御主人、何も言わず。こういう時に、心の中では「ひえ~」と思っていても、表向きにそれを口に出せないのが、男性の弱み。女性だったら、「買いすぎ!」とはっきり言えるのに。御主人、本当に気前が良い人。
男性に求められる「気前のよさ」を、巧みに利用する商売も横行していますよね。例えば、プラハの旧市街広場を歩いていた私達。丁度お昼の時間で、お腹がすいてきたから、近くのレストランでお食事でもと思っていました。でも、旧市街広場周辺は、プラハの中でも、最も観光チックな場所で、たいしたお料理ではなくても、値段だけは高い。そんな場所で食事をするのは、ほぼ観光客。
そんななか、チェコの民族衣装を来た男の人から、レストランへ勧誘され始めたマーティン。日本語訳も付いたメニューに、さらっと目を通した私。「メニュー、あまりよくないし、その割には、値段だけ高いから嫌!」と、外国人の私が(勧誘の人の目の前で)きっぱり言って、勧誘終了!その近くに、幸い、地元の人が行くような、普通のお値段の、民族衣装なんて着ていない、美味しいレストランを発見したので、そこでお食事をとりました。
「どうして、チェコ人のあなたが勧誘されるの?」と、不思議に思っていた私。マーティンの説明によると、外国人の女性を連れていたら、その女性は、そういったレストランに入りたがるし、男として、そこで「こんな値段ばかりが高い、いかにも観光客狙いのレストランなんてやめようよ!」とは言い辛いから、その「男心」の弱みにつけこんだ商売だとのこと。なるほど、そんなこと、考えても無かったわ。男性って、大変。
話はミツワでのお買い物に戻り、男山(お酒)の一升瓶とか、39ドル(4000円程)もするのに、気前よく籠にもってきた御主人。お酒をたしなみ程度しか飲まないイスラム教徒なのに、そんな巨大なお酒なんて買っていいのか!と、こっちが心配になる。
同じトルコのイスラム教徒でも、信仰に関わる習慣は、個人個人かなり異なるようで、例えば、ジェヴァヒール夫婦は、たしなみ程度のお酒は飲むし、スカーフを頭にかぶらないし、写真も全くOK。自宅でお祈りなんてしないし、定期的にモスクに行ったりもしない。さすがに、豚肉は食べないけど。
でも、ジェヴァヒールのトルコ人ママ友さん達、外ではいつもスカーフをかぶって、手足の隠れる装い。雛祭りの時に、甘酒の味見を勧めたら、「私達にとっては、お酒を口にするなんて、信じられな~い!」という反応でした。ジェヴァヒールは飲んでいたけど...。その一人、ニダの息子さん達は、2人とも、私立のイスラム教の小学校に通っているし。トルコでは、結構個人の自由が認められている。
ヴァン一台で、2家族6人、一緒に行ったのですが、ダンナ達は前の座席、ルツカとケレム君は真ん中の座席、私とジェヴァヒールは後ろの座席で、それぞれ盛り上がる。私達は、トルコや日本の結婚式の仕方や、婚約の方法や、ダンナの髪を切って大失敗した(怒っている本人の目前で、大爆笑した)話など、とにかく、女同士のおしゃべりは楽しい。
トルコでは、結婚のお祝いには、金を贈るそうです。豪華!婚約の際は、男性側の家族が揃って女性側の家族を訪問。女性側は、コーヒーとバクラヴァを出します(Eat sweet & talk sweetだそうです。笑)。そして、男性側の家族の父親が、お宅のお嬢さんをお嫁にくださいと言い、女性側の家族がそれを承諾。そして、女性側の両親は、日本で言う「結納金」のような感じで、いくら欲しいかを決めることが出来るそうです。もし、男性側の家庭がその額を払うことが出来なかったら、婚約破棄。次回のプレイデートでは、ジェヴァヒールがお祝いにもらった金のコレクションを見せてもらうことになっています。
本日の目玉!ミツワの後、久々に、近くの、トルコ人街でお買い物した時に発見!悲しげな目が何ともグロテスク。スープのだしを取るのに使われるらしく、ご主人の大好物だそうです。
ちょっと目を離した隙に、こんなことに!スパイスで遊んではいけません!
by krkonose
| 2009-04-12 14:28
| 異文化