2010年 09月 16日
トルコ石 |
と、このネックレスを手に取る度に感じる。
ニューメキシコ州のサンタフェのプラザ(街の広場)には、ちょっとした市場があり、地元のインディアンの女性が、自作のトルコ石のジュエリーを、敷物にずらりと並べて売っている。製作者とお話しながらのお買い物。思い出の深い宝物となったことは、言うまでもない。
そもそも、7年前。ニューメキシコ州を旅行中に、宿泊先の朝食で出た、ジンジャーブレッド(パウンドケーキのような感じ)がとても美味しく、オーナーに、レシピを教えてもらう。親切なオーナーさん、そのブレッドを焼くのに必要な、starter(酵母???)を分けてくれた。プラスティックの、ヨーグルトの容器に入れて。
「アーミッシュのご家庭から譲り受けたスターターなのよ!」
一日2回、蓋を開けて、適当に混ぜれば、どんどん成長するから、お世話は簡単とのこと。
「アーミッシュのスターター」だということに非常に魅せられた私は、調子に乗って、今まで、酵母なんて使ってパンを焼いたことすらないのに、喜んでもらってしまった。
旅行中、大切に1日2回混ぜながら、車のトランクに入れて運んで回った。
帰宅後、「アーミッシュのスターターを手に入れたのよ~!」と、喜ぶ私に、「そんなもの、旅行中、運んで回ってたの~?パンなんて、作るの?」と、からかうマーティン。
毎日毎日、マーティンにからかわれながら、一日2回、きちんと混ぜたのに、成長しない。。。。。。で、結局、面倒くさくなって、死なせてしまった。。。。。。。。。。もちろんのこと、全く使用しないまま。仕事で忙しい毎日だったのよ!(と、言い訳をしておきましょうね。)
その後、「アーミッシュのスターター」は、私が、必要も無い、使い道のなさそうな物を買いそうになったときの、マーティンのお決まりのフレーズになってしまった(恥)。
by krkonose
| 2010-09-16 16:42
| ファッション