2010年 10月 09日
名前を覚える |
アメリカ人は、全体的に、名前を覚えるのが得意!教員のような、たくさんの人の名前を覚えるの職業柄以外の普通の人でも、ひとたび新しい人に出会って自己紹介すると、次に会った時、結構覚えているものなのです。数学は苦手だが、なぜか、人の名前を覚えるのが得意な、不思議な国民。
その対照を突っ走っているのが、私とマーティン。私の場合、友達から「赤ちゃんが生まれた!」というメールやカードが届けば、その場で、電話帳に、子供の名前を書き込む!マーティンも、よく、パーティで出会った人達の名前を、帰宅後すぐに、メモ帳に書き込む。現在勤務している会社に初めて出勤した日、たくさんのインド人と中国人の同僚に出会ったらしいのですが、中国人の名前は、発音困難で、皆同じような名前だし、インド人は、プラモート、プラシャン、プラディープ等、「プラ」で始まる名前だらけだし、それでも、次に会った時に、名前を覚えていないのは失礼。。。。と、思い出せる限り、帰宅後、メモしまくっていた(笑)。そんな彼でも、私に比べると、遥かに名前を覚えている。。。。。。。
名前音痴な私が、大学でクラスを教えていた時のこと。大学には、素晴らし~い情報管理のソフトウェアシステムが存在し、私のクラスに登録した学生達(20人弱)の、学生証明書の顔写真がオンラインで見られるようになっておりました。クラス初日の前に、全員の顔写真をプリントアウトして、「この顔は、エミリー」「この顔は、タオ」「この顔は、ダニエル」という感じで、ひたすら暗記!
そして初日、学生達が教室に入ってきた時に、「あっ、エミリーだ!髪、ばっさり切ったんだ~。」とか内心思いながら、初めてみんなの顔を拝見したようなふりで、何食わぬ顔で、学生達に自己紹介をさせる。Hmong族の学生とか、チェコ人と同様、結構同じ名前が多いので、顔は違っても同じ名前の学生が数人いたりして。。。。
シールに名前を書いてもらって、初日、胸に貼っておいてもらうことも出来るけど、1日や2日で覚える私ではないし、だからって、覚えるまで、最初の10日程シールを使うのも、覚えが悪いのがバレバレでみっともない。大学のテクノロジーに、感謝さまさまな私でした。
では、テクノロジーの恩恵にこうむる事が出来ない世界では?結構、マーティン爆笑の化けの皮はがれまくりの、悪夢な経験をさせていただきました。ケニアに住んでいた時、私は、地域でたった一人の外国人。皆、私の名前を、あっという間に覚えてしまうわけです。地元の文化では、道で人に会った時、すれ違いながら、そのまま「ハロー!」、「バイバ~イ!」とか言って通り過ぎていくのは、無礼なこと。必ず、きちんと立ち止まって、握手をして、お天気のこととか、「お元気?」とか、「どこに行っているの?」とか、ちょっとしたスモールトークをするのが礼儀。
目立つ私は、通りがかる人、皆、私に挨拶をしたいわけです。通りがかりの人のみならず、少し離れた所にいる人たちからも、とにかく呼び止められまくりで、目的地に到着するのに、時間がかかるのなんの。
(現地語で)「外人、外人、come and greet us!」
自家製のビール醸造(違法)の達人のおばあちゃんたち3人から、皆一杯入った顔で、「外人、家においで~!」と、ひっぱられたことも。村のおば様達、結構迫力あるんですよ。
「急いでるから~。」とか、「待ち合わせの時間に遅れそうだから~。」なんて理由は、全く通用しない世界。待ち合わせには、1時間ぐらい遅れて現れるのは、当たり前の世界ですからね~。問題は、挨拶を交わす人達、皆、自分の名前を教えてくれるのです。そんなにたくさんの人の名前、一回で覚えられるはずがないんだってば!
最悪なのは、次に会う時に、こっちは、少なくとも顔は覚えているから、「ハ~イ!」とニッコリ挨拶すると、「僕の名前、覚えてる?」なんて訊いてくるんですよ。覚えてるわけないでしょ!って。本当にもう。
挙句の果てには、遭遇するたびに名前を覚えていなかったことが3回程あった村の青年から、
「You are a forgetful creature!」
と烙印を押され。。。。。「forgetful creature」ですよ、「forgetful creature」(それにしても、すごく面白い表現)。二度と忘れないremarkですよ。
その対照を突っ走っているのが、私とマーティン。私の場合、友達から「赤ちゃんが生まれた!」というメールやカードが届けば、その場で、電話帳に、子供の名前を書き込む!マーティンも、よく、パーティで出会った人達の名前を、帰宅後すぐに、メモ帳に書き込む。現在勤務している会社に初めて出勤した日、たくさんのインド人と中国人の同僚に出会ったらしいのですが、中国人の名前は、発音困難で、皆同じような名前だし、インド人は、プラモート、プラシャン、プラディープ等、「プラ」で始まる名前だらけだし、それでも、次に会った時に、名前を覚えていないのは失礼。。。。と、思い出せる限り、帰宅後、メモしまくっていた(笑)。そんな彼でも、私に比べると、遥かに名前を覚えている。。。。。。。
名前音痴な私が、大学でクラスを教えていた時のこと。大学には、素晴らし~い情報管理のソフトウェアシステムが存在し、私のクラスに登録した学生達(20人弱)の、学生証明書の顔写真がオンラインで見られるようになっておりました。クラス初日の前に、全員の顔写真をプリントアウトして、「この顔は、エミリー」「この顔は、タオ」「この顔は、ダニエル」という感じで、ひたすら暗記!
そして初日、学生達が教室に入ってきた時に、「あっ、エミリーだ!髪、ばっさり切ったんだ~。」とか内心思いながら、初めてみんなの顔を拝見したようなふりで、何食わぬ顔で、学生達に自己紹介をさせる。Hmong族の学生とか、チェコ人と同様、結構同じ名前が多いので、顔は違っても同じ名前の学生が数人いたりして。。。。
シールに名前を書いてもらって、初日、胸に貼っておいてもらうことも出来るけど、1日や2日で覚える私ではないし、だからって、覚えるまで、最初の10日程シールを使うのも、覚えが悪いのがバレバレでみっともない。大学のテクノロジーに、感謝さまさまな私でした。
では、テクノロジーの恩恵にこうむる事が出来ない世界では?結構、
目立つ私は、通りがかる人、皆、私に挨拶をしたいわけです。通りがかりの人のみならず、少し離れた所にいる人たちからも、とにかく呼び止められまくりで、目的地に到着するのに、時間がかかるのなんの。
(現地語で)「外人、外人、come and greet us!」
自家製のビール醸造(違法)の達人のおばあちゃんたち3人から、皆一杯入った顔で、「外人、家においで~!」と、ひっぱられたことも。村のおば様達、結構迫力あるんですよ。
「急いでるから~。」とか、「待ち合わせの時間に遅れそうだから~。」なんて理由は、全く通用しない世界。待ち合わせには、1時間ぐらい遅れて現れるのは、当たり前の世界ですからね~。問題は、挨拶を交わす人達、皆、自分の名前を教えてくれるのです。そんなにたくさんの人の名前、一回で覚えられるはずがないんだってば!
最悪なのは、次に会う時に、こっちは、少なくとも顔は覚えているから、「ハ~イ!」とニッコリ挨拶すると、「僕の名前、覚えてる?」なんて訊いてくるんですよ。覚えてるわけないでしょ!って。本当にもう。
挙句の果てには、遭遇するたびに名前を覚えていなかったことが3回程あった村の青年から、
「You are a forgetful creature!」
と烙印を押され。。。。。「forgetful creature」ですよ、「forgetful creature」(それにしても、すごく面白い表現)。二度と忘れないremarkですよ。
by krkonose
| 2010-10-09 03:15
| 異文化