2011年 05月 04日
アフリカンジュエリー |
ケニアに住んでいた時に、ナイロビの市場で買ったセット。私の、最もお気に入りのジュエリーの一つ。地味な色なので、活用範囲も広く、頻繁に身に付けている。
ケニアの市場でのお買い物は、商品に、値段なんてもちろん付いていない。値段は、買い手の外見によって変わる(色が白ければ白いほど、高くなる)。買い手が、スワヒリ語か部族語を使って値段交渉出来るかも決め手。だから、いかにも観光客っぽい白人が、流暢な英語で会話すると、とんでもない値段をふっかけられる。
もちろん、観光客として訪れていれば、物の値段の相場なんて知らないから、地元の人の感覚からすれば「とんでもない値段」でも、「安いじゃん!」と思う値段だから、簡単にお金を落としていく。
ふと思い出した話。私と同様に、当時、ケニアに住んでいた白人アメリカンの女の子から聞いたのですが、どこかの市場で、いかにも観光客アメリカ人の男の子が、お土産を買おうとしていて、「いくら?」と訊くと、すごい値段を売り手から言われていた。たまたま、通りすがりにその会話を聞いていたアメリカンの女の子。同郷のアメリカ人が、騙されそうになっているのをかわいそうに思い、とんでもない値段をふっかけられているわよ!と忠告してあげたら、その売り手のケニア人男性、ものすごい剣幕で怒ってしまったらしい!
そうそう、私も、住んでいた村からは遠いものの、同じ部族の地域で、バスに乗った時、お金を集めるおじさんから、「XXシリングです」と言われて、「それは違うわ!他の人達には、XXシリングだけ集めていたでしょ!知っているわよ。」と、皆さんが使っていた部族語で言い返した時の、バスのおじさん達と周囲の乗客の驚きようと言ったら!!!
「俺達の言葉をどこで学んだんだ?」
「そんなの、この地方に住んでいるんだから、話せて当然でしょ!」
「君の名前は?」
「Miki Atienoよ!」("Atieno"は、夜に生まれた女の子の名前。地元の名前のつけ方の慣習。私は、いつも、この名前を名乗っていた。)
外国人の私が、「Atieno」なんて名乗っているので、皆、爆笑!
なんてことから、周囲の皆と楽しい会話が始まり、親切にしてもらい、いいひと時をおくったことを、ふと思い出しました。
ケニアの市場でのお買い物は、商品に、値段なんてもちろん付いていない。値段は、買い手の外見によって変わる(色が白ければ白いほど、高くなる)。買い手が、スワヒリ語か部族語を使って値段交渉出来るかも決め手。だから、いかにも観光客っぽい白人が、流暢な英語で会話すると、とんでもない値段をふっかけられる。
もちろん、観光客として訪れていれば、物の値段の相場なんて知らないから、地元の人の感覚からすれば「とんでもない値段」でも、「安いじゃん!」と思う値段だから、簡単にお金を落としていく。
ふと思い出した話。私と同様に、当時、ケニアに住んでいた白人アメリカンの女の子から聞いたのですが、どこかの市場で、いかにも観光客アメリカ人の男の子が、お土産を買おうとしていて、「いくら?」と訊くと、すごい値段を売り手から言われていた。たまたま、通りすがりにその会話を聞いていたアメリカンの女の子。同郷のアメリカ人が、騙されそうになっているのをかわいそうに思い、とんでもない値段をふっかけられているわよ!と忠告してあげたら、その売り手のケニア人男性、ものすごい剣幕で怒ってしまったらしい!
そうそう、私も、住んでいた村からは遠いものの、同じ部族の地域で、バスに乗った時、お金を集めるおじさんから、「XXシリングです」と言われて、「それは違うわ!他の人達には、XXシリングだけ集めていたでしょ!知っているわよ。」と、皆さんが使っていた部族語で言い返した時の、バスのおじさん達と周囲の乗客の驚きようと言ったら!!!
「俺達の言葉をどこで学んだんだ?」
「そんなの、この地方に住んでいるんだから、話せて当然でしょ!」
「君の名前は?」
「Miki Atienoよ!」("Atieno"は、夜に生まれた女の子の名前。地元の名前のつけ方の慣習。私は、いつも、この名前を名乗っていた。)
外国人の私が、「Atieno」なんて名乗っているので、皆、爆笑!
なんてことから、周囲の皆と楽しい会話が始まり、親切にしてもらい、いいひと時をおくったことを、ふと思い出しました。
by krkonose
| 2011-05-04 05:38
| ファッション