2011年 07月 20日
心につきささる絵 |
ノーマンロックウェルの「家系図」。
最近、娘達を連れて、お隣マサチューセッツ州の村、Stockbridgeを久々に訪れたのですが、その村の古くさいInnのロビーに飾ってあった絵。ノーマンロックウェルが住んでいた村だからでしょうね。彼の作品が、他にも、数点飾ってありました。
この絵、人によって、色々解釈の仕方がありそうで、面白い!私が感じるには、ひとえに「白人」の外見の人でも、先祖をたどってみると、かなり色々混じっているといいますか。アメリカを感じます。
ノーマンロックウェルの絵画は、アメリカの社会を風刺したもの、古き良きアメリカの光景が多く、どれも、本当に興味深い。この村には、ノーマンロックウェル美術館もあり、有名な作品をたくさん見ることが出来ます。素晴らしい美術館だと思います。彼が描いた、日本の人々の様子のスケッチが、そこに展示してあるのですが、あの、腰の低い感じと言うのでしょうか?お辞儀の感じとか、本当によく捉えていて、天才だな~と感心した次第です。
そうそう、アメリカにしばらく住んでいて思うのですが、日本で育った男性(なぜか、私には、男性が目立つ)、ある程度長くアメリカに住んでいて、流暢な英語を話していても、何と言い表していいのか分からないのですが、「腰が低い」のです。アメリカだから、お辞儀とかしているわけではないのですが、動き全体が、とにかく「腰が低い」んです。だから、「アジア風の外見」ではなく、「腰の低さ」で目立って見える。分かります?同様に感じる方、いらっしゃいます?
マーティンは、素晴らしい英語を話すわけではないので、言葉的には目立つのですが、「腰の低さ」というものを持ち合わせていないので、遠くから見た時に、周囲の(アメリカ人達の)雰囲気に、しっくり馴染んでいるんですよね~。面白いな~、文化の違いって。
すいません、話が大幅に。。。。。本題の、「家系図」の絵に戻り、この絵を眺めていると、私とマーティンの子孫達も、孫とか曾孫の代になったら、アジア人の面影がほとんど無い外見(確率的に高い)で、他の多くのアメリカ人のように、「私の、祖父母の世代に、日本とチェコから来たのよ~」なんて言いつつ、日本語もチェコ語もゼロで、日本やチェコのことについて、ほとんど知らない、行ったこともない、典型的アメリカンになっているのかな~と思うと、ちょっと切なくなってしまったのです。
私の母や、マーティンの御両親が生きている間は、里帰りとかするでしょうけど、亡くなってしまえば、ルツカとレナーちゃんの世代で、既に、日本やチェコとのコネクションが薄くなってしまう。その彼女達の子供、孫の代なんて言ったら、日本とチェコの面影なんて。。。。そういった意味では、ママの国か、パパの国の、どちらかに住んでいる子供達って幸せだな~なんて思ったり。
アメリカって、何なんだろう?
最近では、マーティンの御両親から届くポストカードは、すべて保存しておくようにしているのです。日本にも帰らなきゃね。
私の孫とか曾孫とか、どこでどんな人生を送るのかな?私は、小さい頃、おじいちゃんやおばあちゃんから、ご先祖様についてのお話を聞くのが大好きだった。だから、こういう絵を見ると、結構心にひびいてしまうのかも。プラス、国際結婚しているし。そういえば、父や母は、そういうことに、全く興味が無かったな~。
最近、娘達を連れて、お隣マサチューセッツ州の村、Stockbridgeを久々に訪れたのですが、その村の古くさいInnのロビーに飾ってあった絵。ノーマンロックウェルが住んでいた村だからでしょうね。彼の作品が、他にも、数点飾ってありました。
この絵、人によって、色々解釈の仕方がありそうで、面白い!私が感じるには、ひとえに「白人」の外見の人でも、先祖をたどってみると、かなり色々混じっているといいますか。アメリカを感じます。
ノーマンロックウェルの絵画は、アメリカの社会を風刺したもの、古き良きアメリカの光景が多く、どれも、本当に興味深い。この村には、ノーマンロックウェル美術館もあり、有名な作品をたくさん見ることが出来ます。素晴らしい美術館だと思います。彼が描いた、日本の人々の様子のスケッチが、そこに展示してあるのですが、あの、腰の低い感じと言うのでしょうか?お辞儀の感じとか、本当によく捉えていて、天才だな~と感心した次第です。
そうそう、アメリカにしばらく住んでいて思うのですが、日本で育った男性(なぜか、私には、男性が目立つ)、ある程度長くアメリカに住んでいて、流暢な英語を話していても、何と言い表していいのか分からないのですが、「腰が低い」のです。アメリカだから、お辞儀とかしているわけではないのですが、動き全体が、とにかく「腰が低い」んです。だから、「アジア風の外見」ではなく、「腰の低さ」で目立って見える。分かります?同様に感じる方、いらっしゃいます?
マーティンは、素晴らしい英語を話すわけではないので、言葉的には目立つのですが、「腰の低さ」というものを持ち合わせていないので、遠くから見た時に、周囲の(アメリカ人達の)雰囲気に、しっくり馴染んでいるんですよね~。面白いな~、文化の違いって。
すいません、話が大幅に。。。。。本題の、「家系図」の絵に戻り、この絵を眺めていると、私とマーティンの子孫達も、孫とか曾孫の代になったら、アジア人の面影がほとんど無い外見(確率的に高い)で、他の多くのアメリカ人のように、「私の、祖父母の世代に、日本とチェコから来たのよ~」なんて言いつつ、日本語もチェコ語もゼロで、日本やチェコのことについて、ほとんど知らない、行ったこともない、典型的アメリカンになっているのかな~と思うと、ちょっと切なくなってしまったのです。
私の母や、マーティンの御両親が生きている間は、里帰りとかするでしょうけど、亡くなってしまえば、ルツカとレナーちゃんの世代で、既に、日本やチェコとのコネクションが薄くなってしまう。その彼女達の子供、孫の代なんて言ったら、日本とチェコの面影なんて。。。。そういった意味では、ママの国か、パパの国の、どちらかに住んでいる子供達って幸せだな~なんて思ったり。
アメリカって、何なんだろう?
最近では、マーティンの御両親から届くポストカードは、すべて保存しておくようにしているのです。日本にも帰らなきゃね。
私の孫とか曾孫とか、どこでどんな人生を送るのかな?私は、小さい頃、おじいちゃんやおばあちゃんから、ご先祖様についてのお話を聞くのが大好きだった。だから、こういう絵を見ると、結構心にひびいてしまうのかも。プラス、国際結婚しているし。そういえば、父や母は、そういうことに、全く興味が無かったな~。
by krkonose
| 2011-07-20 11:08
| 異文化