2012年 05月 30日
Spanish & Mediterranean Jewish cooking |
スペインで食べたお料理に、かなり触発されております!スペインのお料理には、南米、アジア大陸、北アフリカの香りがする。世界のかなり広い範囲の味が混じっていると思います。
左は、アンダルシアの冷たいトマトスープ、「サルモレホ」。簡単なので、頻度の高い一品になりそう。
そして、こちらは、チョリゾソーセージとリマ豆のスープ。スペインでは、お豆のスープがとても美味しかったので、自分流にアレンジしてみました。
スペインからはそれますが、中東系のお料理が好きな私、ケバブを作ってみたり。ハーブ入りの、ヨーグルトソースと一緒に。
みなさん、これ、何だか分かりますか?
サフランです~。
アメリカでは、なかなか手に入りにくいし、高価なので、はりきってスペインから買って帰って来た。マーティンは、サフランの味には興味は無いのですが、私は大好き!サフランをふんだんに使ったお料理に、しばらくは、励みたいと思います。
さて、コルドバの「Spanish Jewish」料理のレストランで食べた、お魚に葡萄を使ったソースがかかったお料理に、非常に触発された私(その時の記事はこちら)。早速、家でも、白身魚の味付けに、葡萄を使ってみました!葡萄を、オーブンに一緒に入れて焼いたのです。葡萄って、ちょっと加熱すると、こんなにもぐっと甘みが増して美味しいものなんですね。お魚との相性、抜群。
お魚の料理に葡萄、つまり、塩の味に果物を組み合わせるという発想。ブリーチーズを、果物と一緒に食べるぐらいだった私には、とてもアイオープニングだったのでございます。旅をすると、本当に学びますね~。
そういえば、ペルシャ料理のレシピの本にも、かりんやプルーンが、肉料理や魚料理に、ふんだんに使われていたわ。グラナダでお昼をとった、モロッコ料理のレストランでは、プルーンとアーモンドをたっぷり使った鶏肉のお料理が、とても美味しかった。果物を使ったお肉やお魚料理、はまりそうです。
そうそう、最近、寝る前に少しずつ読み始めたのが、こちらの本。地中海沿岸のJewish cookingの本。
アルジェリアやモロッコやエジプトといった北アフリカ、スペイン、中東のユダヤ人コミュニティーで、祝日の際に作られるお料理がカバーしてあります。何とも食欲をそそる写真やレシピだけでなく、ユダヤ人の歴史が、最初の章に綴られているんです。世界のどこでも弾圧されてきたユダヤ人を中心に描かれた、世界の歴史。実に、読み応えがありました。スペインのユダヤ教徒達は、中世に、キリスト教徒の王によって、弾圧、追放されてしまった後、北アフリカやトルコまで移民して行ったんですね。
人が移動すれば、食べ物も移動する。当たり前のことなんだけど、「食べ物の歴史」の本って、少ないじゃないですか。この本には、ちょっとした、食べ物の歴史が書かれてあります。例えば、「なすびとアーティチョークは、アラブによってスペインに持ち込まれた」とか。かぼちゃは、New World(南米)から、まずスペインに伝わったものだとか。
昨日は、この本のレシピで、スープを作ってみました。材料は、写真のお野菜や果物、プラス、玉葱と牛肉。味付けは、お塩、胡椒、クミン(グラウンド)とシナモン。絶品!家族みんな、ものすごい量を食べてくれました。
スパイス使いといい、お野菜の組み合わせといい、花梨もしくはりんごを入れることといい、とても新鮮な味付けです。
このスープの主食も、たまたま持ち合わせていた、Jewishクラッカー、Matzos。主に、パスオーバーで出されるのですが、年中、手に入れることが出来ます。お砂糖とか全く入っていないシンプルな穀物味で、パリパリな歯ざわりが、チーズとの相性も良く、活用度が高い一品。
こんなものが、手軽にスーパーで手に入るのが、アメリカ生活の真髄でございましょう。
左は、アンダルシアの冷たいトマトスープ、「サルモレホ」。簡単なので、頻度の高い一品になりそう。
そして、こちらは、チョリゾソーセージとリマ豆のスープ。スペインでは、お豆のスープがとても美味しかったので、自分流にアレンジしてみました。
スペインからはそれますが、中東系のお料理が好きな私、ケバブを作ってみたり。ハーブ入りの、ヨーグルトソースと一緒に。
みなさん、これ、何だか分かりますか?
サフランです~。
アメリカでは、なかなか手に入りにくいし、高価なので、はりきってスペインから買って帰って来た。マーティンは、サフランの味には興味は無いのですが、私は大好き!サフランをふんだんに使ったお料理に、しばらくは、励みたいと思います。
さて、コルドバの「Spanish Jewish」料理のレストランで食べた、お魚に葡萄を使ったソースがかかったお料理に、非常に触発された私(その時の記事はこちら)。早速、家でも、白身魚の味付けに、葡萄を使ってみました!葡萄を、オーブンに一緒に入れて焼いたのです。葡萄って、ちょっと加熱すると、こんなにもぐっと甘みが増して美味しいものなんですね。お魚との相性、抜群。
お魚の料理に葡萄、つまり、塩の味に果物を組み合わせるという発想。ブリーチーズを、果物と一緒に食べるぐらいだった私には、とてもアイオープニングだったのでございます。旅をすると、本当に学びますね~。
そういえば、ペルシャ料理のレシピの本にも、かりんやプルーンが、肉料理や魚料理に、ふんだんに使われていたわ。グラナダでお昼をとった、モロッコ料理のレストランでは、プルーンとアーモンドをたっぷり使った鶏肉のお料理が、とても美味しかった。果物を使ったお肉やお魚料理、はまりそうです。
そうそう、最近、寝る前に少しずつ読み始めたのが、こちらの本。地中海沿岸のJewish cookingの本。
アルジェリアやモロッコやエジプトといった北アフリカ、スペイン、中東のユダヤ人コミュニティーで、祝日の際に作られるお料理がカバーしてあります。何とも食欲をそそる写真やレシピだけでなく、ユダヤ人の歴史が、最初の章に綴られているんです。世界のどこでも弾圧されてきたユダヤ人を中心に描かれた、世界の歴史。実に、読み応えがありました。スペインのユダヤ教徒達は、中世に、キリスト教徒の王によって、弾圧、追放されてしまった後、北アフリカやトルコまで移民して行ったんですね。
人が移動すれば、食べ物も移動する。当たり前のことなんだけど、「食べ物の歴史」の本って、少ないじゃないですか。この本には、ちょっとした、食べ物の歴史が書かれてあります。例えば、「なすびとアーティチョークは、アラブによってスペインに持ち込まれた」とか。かぼちゃは、New World(南米)から、まずスペインに伝わったものだとか。
昨日は、この本のレシピで、スープを作ってみました。材料は、写真のお野菜や果物、プラス、玉葱と牛肉。味付けは、お塩、胡椒、クミン(グラウンド)とシナモン。絶品!家族みんな、ものすごい量を食べてくれました。
スパイス使いといい、お野菜の組み合わせといい、花梨もしくはりんごを入れることといい、とても新鮮な味付けです。
このスープの主食も、たまたま持ち合わせていた、Jewishクラッカー、Matzos。主に、パスオーバーで出されるのですが、年中、手に入れることが出来ます。お砂糖とか全く入っていないシンプルな穀物味で、パリパリな歯ざわりが、チーズとの相性も良く、活用度が高い一品。
こんなものが、手軽にスーパーで手に入るのが、アメリカ生活の真髄でございましょう。
by krkonose
| 2012-05-30 09:04
| お料理・食べ物