2017年 08月 12日
カナダ、オンタリオ州へ①:1日目 ホストファミリーに再会! |
その時の経験があるからこそ、アメリカに住んでいる今の自分があるんだな~。結婚式で、他界した父の代わりに歩いてくれたのは、ホストファーザーでした。
前回の訪問は、まだレナーちゃんが生まれる前。ルツカが1歳半の時でした。9年ぶり。
昨年ぐらいから、妙に会いたい会いたいと思いつつ、長距離運転が苦手なことと、国境を超えたあたりぐらいから始まるQueen Elizabeth Wayの交通量が怖くて、一人で運転する勇気がなかったのですが、今回、どうしても行きたい!という思いが募り、1日で家からホストファミリーの所までの368マイル(592km)を無事に運転し、生きてたどり着きました(笑)。
今までの運転最長記録が2時間半だった私、やはり決意が大切なんですね。来年は、北上してモントリオールか!モントリオールは、3時間半ぐらいですが、市内に近づく時の交通量とアグレッシブな車の多さが怖くて、一人で行かれないでいたのですが、今回の旅で妙に自身が付いたので、都会が嫌いなマーティンを置いて、女3人でまた行こうかな。
最初に止まった休憩所。新築ピカピカで、遊び場もありました。可愛い建物!
9時に運転開始して、国境に着いたのは3時。レインボーブリッジじゃなくて、その少し北の橋で国境を越えました。後方に、国境審査のゲートが見えますね。ゲートを通過したのは4時。ナイアガラで夏だったわりには、悪くなかったと思います。
審査官のお兄さん。フレンチ訛りで、ダークな黒髪で、いかにもフレンチカナディアンでした。細かい質問をする慎重な審査。前回ホストファミリーを訪ねたのはいつだったのか?とか、前回カナダに入国したのはいつだったのか?とか。娘達のパスポートの写真と顔を、かなり念入りに見比べていました。私の顔にはほとんど注意を向けてませんでしたが、、、。片親だけで子供を連れてカナダに入る時は、もう一人が書いた承諾状が必要です。とてもいい人で、お手洗いはどこなのか、どこに駐車すればいいのかまで、丁寧に教えてくれました。カナダは、親切な人が多いです。
ルツカさん、この「フレンチ兄ちゃん」が私に質問をしている最中に、日本語で「漢字の入れ墨がある」ことを教えてくれました。「鶏」という字でした。酉年生まれなのかな?と、後で車内で語り合いました(笑)。
写真は、国境での審査をパスした直後、ピカピカの移民局の建物で、お手洗いを使わせてもらったり、カナダの現金を下ろしたりした後の様子。ニューヨーク州のお隣とは言え、やはりカナダ。国境を越した途端にお手洗いのサインが「restroom」から「washroom」に変わったり、ATMからおろした20ドル札がカラフルで奇麗でエリザベス女王付きだったり。私も、アメリカに来た時はよく、「washroom」と言ってたな~。お勘定は、「チェック」じゃなくて「ビル」ですよ。
道路標示も「マイル」から「キロ」に変わり、スピード盤(と言うのですか?)がマイル表示のアメリカ車は、内側に小さい数字とメモリでキロ表示が付いているだけなので、見にくいのなんのって。そもそも日本で運転したことが無い私。日本の免許証持ってないし。「マイル」で運転してるので、「時速100キロ」とかあっても、マイルに換算しないと、感覚的にどのくらいのスピードなのか分からないんです。温度だったら、アメリカ生活20年経った今でも、華氏だと未だにピンと来ないのに。やはり、学び初めたのがどこなのか?なのでしょうね。不思議。
娘達は、カナダ入国にどきどきワクワク。車内で、カナダとアメリカの違いや、「カナダはアメリカと同じ」という考え方をカナダ人は嫌うことなど、色々話しました。
いつも変わらない香りと風景。ああ、戻るところがあるっていいものですね~。
娘達は、お向かいさんの土地に転がるheyを、おそらく初めて見て、大喜び。アメリカ中西部だったら、ちょっと町中を出るとどこにでも見られる風景ですが、イーストコーストでは、こんな景色は見られません。
夜は興奮してなかなか眠れなかった娘達。ここに滞在中は、マギー(ホストマザーのニックネーム)のルールだということで、遅くまで、家にはない大きなスクリーンのテレビでニュースやスポーツを観て、バケーションの夜を満喫しておりました。
by krkonose
| 2017-08-12 11:12
| 旅行